自己満足は危険!嫌われない結婚式の引出物とは

友人や知人の結婚式に招待され、心からのお祝いをして新郎新婦から幸せのおすそ分けももらってハッピーな気分を満喫。そんな結婚式は本当に素晴らしいものですね。しかし、そんなゲストの幸せ気分に少し水を差してしまいかねない難しい問題があるのです。それは、結婚式の引出物のこと。もちろん、新郎新婦からの立場からすれば、良かれと思って最善の選択をしたはずなのですが、それが参加者にはうまく伝わらず、「もらって困る」引出物として迷惑がられてしまうことさえあったりするからです。そんな事態は、何としても避けたいもの。そこで、結婚式の引出物をチョイスする際に頭に置いておきたい点を考えてみたいと思います。

●大切なのは貰い手の立場に立つこと

結婚式の引出物に限らず、相手に何か贈り物を差し上げる時は、相手に感謝の気持ちを伝えることとそれが実際に伝わることが何よりも大切ですね。そのためには、相手の立場を考えて、実際にその品物を受け取ったときにどのように感じるかということを冷静に想像してみるのが良いです。まずは、そこで何か気づきが得られるかもしれません。

●引出物は自己満足の記念品ではダメ

決して笑い話ではありませんが、結婚式の引出物で困るものとしてよく引き合いに出されるのが、新郎新婦の名前や式の日付などが入った食器やグラスなどです。中には、お皿に新郎新婦の写真や似顔絵が大きく全体に入ったものなどもあって、もらった方は戸惑い、奥にしまい込むしかなくなってしまいます。こうした、あまりにも新郎新婦のパーソナリティを前面に出しすぎた品物は、決して歓迎されないと心得ておきましょう。引出物は、自己満足の記念品ではないのです。

●新郎新婦の趣味や世界観の押し付けにならないように

例えば、2人の思い出の品や場所、共通の趣味など、新郎新婦にかかわりの深いストーリーを感じられる品物は、当事者である新郎新婦にとってはいいかもしれません。しかし、率直に言って、結婚式のゲストにはそのようなストーリーは関係なく、共有しているわけでもありません。そのようなことを念頭に置いて、本当にゲストに喜んでもらえる物かどうかをよく考えたいものです。

●引出物で外す確率の高いアイテムとは?

引出物に実用的な物を選ぶのは賛成ですが、「重い」とか「かさばる」品物は、嫌われることもあることも覚えておきたいですね。例えば、ボリュームのある食器セット、陶器やガラスの花瓶、タオルケットや毛布など、あまりにも持ち帰りに不便なものは避けたほうが無難かもしれません。その辺りにも配慮して、良い引出物を選びたいですね。

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