赤ちゃんの健やかな成長を神様に祈願するお宮参り。メジャーな伝統行事ではありますが、わからないしきたりやルールなどのことで、不安になってしまうこともありますよね。特に出産してからの育児に追われ、精神的にも肉体的にもバタバタと余裕のない中で、ゆっくりと勉強することもままならないなんてことも。そこで、このコラムでは、そんなお宮参りに関する気になるいくつかのポイントについて見ていきたいと思います。
●お宮参りでの服装はどうすればいい?
まずは、意外に知っていそうで知らない服装についての確認です。
お母さんの服装
お宮参りにママはどんな風そうで行けばいいのでしょうか?なんとなくのイメージでは、着物を着なければいけないような気もしますが…。
お宮参りでは、神社というシチュエーションから和装のイメージが強いですが、フォーマルウェアであれば、スーツやワンピースなどでもまったく問題ありません。むしろ、イメージに縛られて着物を着ると、慣れないということもあってかかなり体力を消耗する可能性が高いですから、無理する必要はありませんよ。
お父さんの服装
一方で、パパはあまり考え込む必要はありません。普通のスーツにネクタイで大丈夫です。ただし、スーツの色は、あまり派手なものは控えて、ダークスーツが無難でしょう。
赤ちゃんの服はどうする?
お宮参りでの赤ちゃんの恰好は、肌着の上に、白羽二重の内着を着せ、その上に着物(掛け着)を掛けます。といっても、主役である赤ちゃんの着るお宮参りの着物は、レンタルが主流ですので、それに合わせればよいでしょう。最近では、写真撮影の時だけレンタルの着物を着せるという場合も多くなってきているようです。
●お宮参りはどんなメンバーで行けばいい?
お宮参りの参加者については、パパ、ママ、赤ちゃん、父方の祖父母というのが、本来ののしきたりです。ですが、最近はあまり気にされることも少なく、母方の祖父母も参加しているケースでも問題はありません。
●地域ごとのしきたりに注意
お宮参りは、地域による独特のしきたりがある場合もありますし、それぞれに差があります。そんな地域ごとの慣習にも注意をしておきたいですね。