新しい命が誕生してから夢中で育児をしてきて迎える初節句。子供の成長に喜びをかみしめる節目の瞬間かもしれません。そんな大切な節目の行事である初節句ですが、具体的にどんなポイントがあるのでしょうか？女の子の初節句は、雛人形をはじめとする華やかなイメージも手伝って、ぜひ思い出に残る記念にしたいという思いも強いものです。ここで、そんな女の子の初節句について、確認しておきましょう。
●桃の節句の行事とは
桃の節句とは、言わずと知れた女の子の節句ですね。そんな「桃の節句」の行事の中身について、ここでぜひ押さえておきましょう。
雛人形を飾る
桃の節句には、世の中に知れ渡ったとても有名な別の名称がありますよね。そうです、「雛祭り」ですね。雛祭りというくらいですから、桃の節句では、雛人形を飾るのが大事なメインイベントと言えるのです。雛人形を飾る日ですが、立春以降の縁起がいい日（大安や友引など）で特にお天気の良い日を選んで飾るといいと言われています。
祝い膳について
初節句では、子供の成長を祝う大切な節目として、親族を招いての食事会などを開くこともあります。そんなお祝いの食事会においては、やはり縁起の良いものを祝い膳として準備することが行われます。例えば、れんこんなどの縁起物が入った「ちらし寿司」が定番ですが、加えて、これも縁起物である蛤のお吸い物、菱餅やひなあられが並びます。
その他のイベントは？
子供にとっても家族にとっても一生に一度しかない大事な初節句のお祝い。その記念に、家族で写真を残そうとすることもありますね。その日のために、写真館などのプロにお願いする場合は、事前に予約を忘れずに。また、地方によってかなり異なりますが神社で祝詞をあげてもらうこともあります。
●初節句のお祝いについて
女の子の初節句で大切なアイテムになる雛人形ですが、本来の慣習では、母方の祖父母が買い与えるものとされています。しかし、最近は、そのような慣習にとらわれずに両家で折半したり、その費用を出し合ったりすることも増えてきています。
親族などからのお祝いについては、その相場はおおよそ５０００円から１万円程度であると言われています。お祝い金の他に、ちょっとしたギフトを添えることも多いです。