春は生活環境も一新する新しい始まりの季節です。幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学・専門学校と新たな入学をお祝いして贈るのが、入学祝いです。一口に入学祝いと言っても、年齢や進学のステージなどもさまざま。どのような入学祝いが喜ばれるのか、金額の相場はどれくらいなのか、迷ってしまうことも多いですよね。そこで、今回は、入学祝いに関するポイントをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
●進学ステージには関係なし？入学祝いの相場
一般的に広まっているイメージとしては、幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学・専門学校と年齢も上がり進学のステージが上がっていくに連れて、入学祝いの金額も比例して上がってというものがあるかと思います。確かにそのような傾向は一理あるのですが、実は、必ずしもそのような傾向がすべてではないようなのです。
具体的に見ていきますと、入学祝いを贈る方によって、贈る金額が進学のステージとは関係なしに一定の高額になるという場合があることが、各種アンケートなどからわかっているのです。例えば、一番典型的なのはおじいちゃんおばあちゃんなどの非常に近しい親族の場合には、幼稚園から大学まで２万円以上を入学祝いとして贈るという割合がボリュームゾーンでピークであるということなのです。やはり、「孫がかわいい」という理由で子供の年齢に関係なく一定の金額を入学のお祝いに贈るという傾向があるのですね。
●入学祝いの内容はどんなものがいい？
それでは、入学祝いの内容としては、どんなものがよいのでしょうか？
この点は、予想通り、「現金」というのが圧倒的に多いようです。もらった側にとっても、何と言っても実利的な面で現金に勝るものはないですから、リアルに助かるお祝いという位置づけですね。
その他は、ランドセルやカバン、商品券なども多いようです。入学祝いですから、入学後の学生生活で具体的に役に立つアイテムが喜ばれますね。