みなさんは、「送り状」という風習をご存知でしょうか?
知ってはいるけれどもあまり意識しないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
この送り状とは、例えばお中元をはじめとする贈り物をお贈りする場合は、その贈り物が届くよりも先に「贈り物をお届けします」ということをお知らせするというものです。
そんな送り状を用いてご連絡をあらかじめしておくのが、より丁寧だとされているんですね。
特にお中元に関しては、「季節のご挨拶」としてお贈りしますので、これから品物が届くという事務的なご連絡だけではなく、お相手を気遣うちょっとしたメッセージなども添えるとより配慮が行き届いている印象になりますね。
そんなお中元にまつわる「送り状」にスポットライトを当て、進めていきたいと思います。
★目次
★送り状の基本構成を押さえよう
ちょっとしたお手紙やメッセージを書いていく場合、いきなり何もプランや構成がないまま走り始めると時間もかかって悩んでしまうし、出来栄えも悪い不満足なものが出来上がってしまうのはよくあることです。
そこで、この送り状に関してもその基本フォーマットとなる基本構成を覚えておくと大変便利です。
そんな送り状の基本的な構成となるのが、「頭語・時候の挨拶・日ごろのお礼・贈り物が届く旨・締め・結語」といった具合です。
このような基本的な「型」を押さえておくだけで、手紙の読みやすさがぐんと増してきます。
これはお相手が目上の方であっても、親しい方であってでも、ツカエル万能型のフォーマットですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
これをもらえば、お中元に届く品物のこともあらかじめわかりますし、何よりも贈る側であるあなたの真心がより伝えられるはずです。
★送り状にぜひ入れておきたいフレーズ
送り状を単なる事務連絡と捉えるのは、とても狭くてもったいないことです。
次にご紹介するフレーズを入れることによって、送り状の価値が何倍にも増すことでしょう。
ぜひ、参考になさってくださいね。
時節柄、お身体の具合を崩されませぬよう、何卒ご自愛くださいませ。
日頃の感謝をお伝えしたく、心ばかりの品ではございますが別便にて当地特産の○○をお送りいたしました。ご笑納いただけますと幸いです。