敬老の日の贈り物の形式面でのマナーについて

長い人生を送ってきたことに最大の敬意を表し、長寿をお祝いする敬老の日。子供や孫たちからおじいちゃんおばあちゃんに日の贈り物を贈って、感謝の気持ちを示すという機会でもありますね。しかし、いざ敬老の日のプレゼントを選んで贈るというタイミングになってみると、いろいろな点で戸惑うこともありがちな話。そんなことになる前に、しっかりと敬老の日の贈り物におけるマナーを学んでおきましょう。今回は特に、ラッピングにまつわる熨斗や表書きにおける注意点にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。

★敬老の日プレゼントの熨斗はどうする?

敬老の日は、カジュアルな意味で言えば、おじいちゃんおばあちゃんに対して純粋に喜んでもらえるようなプレゼントを用意して普段お世話になっている感謝の気持ちを伝えるものではありますが、伝統行事としての切り口からいえば、長寿のお祝いをするという意味を持っているわけです。そのような意味から、熨斗も紅白や金銀の水引がついたものを用意しましょう。何度でもお祝いしたい敬老の日のようなコトガラには、何度でも繰り返せるという意味を込めてほどけやすい、「ちょう結びの水引」を使用します。ちなみに、結婚式や快気祝いなどの一回きりであるほうがいいお祝いの場合は、ほどけない結び切りの水引ですので、お間違いなく。

★熨斗の表書きは?

敬老の日の場合は、例えば、「還暦」や「古希」といった決まった言葉があるわけではありません。そこで、一般的には、「祝敬老の日」「寿」「御祝」「祝長寿」「敬寿」など、さまざまな書き方がみられるのが現状です。ですから、これらの中から適宜選んでいけば問題ありません。また、もう少しカジュアルな感じが許されるような場合には、「おじいちゃんおばあちゃんいつまでもお元気で」などのメッセージを付けても喜ばれることでしょう。

★一番大切なことは

このようにいろいろと触れたきましたが、何よりも大切なのはおじいちゃんおばあちゃんに喜んでもらうことです。もちろん形式的なマナーも大切ですが、そんな基本も忘れないようにしたいですね。

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