敬老の日のお祝いは何歳からしたらいい?敬老の日にまつわる雑学!

今までの人生を歩んできた歴史に最大限の敬意を表しつつ年長の方を敬い、長寿をお祝いするとともに感謝の気持ちを伝える「敬老の日」は、公式な祝日にも指定されて、日本の社会にすっかり定着している文化ともいえる習慣ですね。しかし、そんな敬老の日の由来や意味などについていざ問われてみても、意外と戸惑ってしまうのが現実ではないでしょうか?そこで今回は、知っているようで知らない敬老の日のアレコレについて、ご紹介していきたいと思います。

★敬老の日のルーツを探る

敬老の日のルーツを探ってみると、戦後まだ間もない1947(昭和22年)9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村が「としよりの日」としてお年寄りに楽しんでいただくための敬老会を開催したのが最初だと言われています。そんな「としよりの日」は、その後全国に広まり、「老人の日」へと途中でその名称を変えながら親しまれ続け、ついには1965年(昭和39年)に公式に国民の祝日である「敬老の日」として制定されたのです。意外に歴史は新しいという印象ではないでしょうか?

★敬老の日が9月15日であった理由とは?

現在の「敬老の日」の祝日は、法律によって「9月の第3月曜日」と定められていますが、かつては「毎年9月15日」とされていました。こちらの方がなじみのある方も多いのではないでしょうか?かつて敬老の日が9月15日とされていた理由には諸説あるものの、あの聖徳太子が593年に、身寄りのない老人のための施設である「悲田院」を設立した日(9月15日)にちなんでいるとも言われています。

★敬老の日は何歳からお祝いしたらいい?

この辺りは、特に厳密に決まっているわけではないため、あまり神経質になる必要はないと言えるでしょう。しかし、ご本人がまだ祝ってもらう歳ではないという意識をお持ちの場合にはかえって気分を損なってしまう恐れもあり、それではお祝いする甲斐もありません。そこで、ひとつの目安として、65歳という年齢を基準にすることをご提案します。ただし、子や孫からのお祝いであれば、基本的になんでも喜んでくれますから、あまり気にしなくてもいいでしょう。

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