通夜に喪服で参列はNG?通夜にふさわしい服装とは?

冠婚葬祭には、それぞれの儀式にふさわしいとされる服装がしきたりやマナーとして決まっています。そのようなしきたりやマナーを正しく知っておき、服装においても適切な選択ができるようにしておくことが大切ですね。今回のコラムでは、特にお通夜の際の服装にフォーカスして考えていきたいと思います。
 ★ 時代によってふさわしい服装が変わってくることもある
冠婚葬祭の儀式における服装についてですが、通夜や葬式の場面においてもそれにふさわしいとされる服装はあります。しかし、そうしたマナーと言われる共通理解が、その時代によって微妙に異なることがあるので注意が必要です。例えば、通夜においては、きちんとした喪服を着用する必要がないというのが、従来の一般的な解釈でした。通夜に喪服で行くことは、亡くなるのを待って喪服を準備していたようだとされていたわけです。しかし、近年では、通夜だけで弔問を済ませて葬式には出席しないケースも増えたという時代背景もあって、喪服で通夜に参列することはマナー違反とはされなくなっています。面白いものですね。
 ★ 通夜に弔問する際の服装
通夜においては、弔問客は、正式できちんとした喪服でかけつける必要はありません。まだまだ人や地域によっては、むしろ「亡くなるのを待ってあらかじめ準備していたようだ」とネガティブな解釈をされることもあるほどです。かといって、派手なアクセサリーや派手な色の服は厳禁ですので、避けるようにします。
男性ならば、ダーク系のスーツが基本的な王道ですね。黒のネクタイが用意できればそれに越したことはありません。女性の場合は、同じくダーク系のワンピースやスーツが適切です。露出の多いものはNGです。学生の場合であれば、男の子でも女の子でも制服での出席で問題ありません。
一方で、近年の社会背景から喪服で通夜に出席するケースも増えていますので、これがマナー違反として非難されることも逆にありません。

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