亡くなった母を偲ぶ!「母の日参り」における花選び

5月の第2日曜日は、母親への感謝の思いを伝える母の日です。

母の日には、赤いカーネーションやお祝いのプレゼントなどを贈っているという方も多いのではないでしょうか。

一方で、お母さまがすでに亡くなられているという場合は、そんな母の日にお墓参りをしたり仏壇に花を供えたりして、在りし日のお母さまを偲ぶということを行う場合もあります。

しかし、そんな母の日参りは、通常の母の日とは勝手が違うため、花選びに関して戸惑いを感じてしまう方もおられるようなんです。

そこで今回のテーマは、母の日参りの花選びのポイントということでお送りしたいと思います。

★目次

母の日の起源

墓前や仏前に供える花

★母の日の起源

“母の日”

そもそも母の日の成り立ちや起源とはどのようなものなのでしょうか。

実は、母の日は、アメリカから日本に伝わった風習です。

母の日の起源としては、アンナ・ジャービスという女性が母親のために行った追悼集会がその始まりであると言われています。

アンナの母親であるアン・ジャービスは、アメリカの南北戦争の中、敵味方関係なしに傷を負った兵士の手当を行っていた活動家でした。

そして、アンナは教会に集った追悼集会の参加者に、母親が好きだった白いカーネーションを配ったそうです。

そんな活動がいつしか母の日として定着していったようなんですね。

ちなみに、母の日が制定された当時は、母親が健在の者は赤いカーネーションを、亡くなっている者は白いカーネーションを胸に飾っていたそうです。

★墓前や仏前に供える花

“白いカーネーション”

赤いカーネーションといえば、母の日のシンボルとして定着していますが、母の日参りとして母親の墓前や仏前に供える場合は、白いカーネーションを用います。

これは、白いカーネーションの花言葉が、「私の愛情は生きている」や「尊敬」であることからだと言われています。

また、墓前や仏前に供える花としたは、なにも白いカーネーションだけに限定する必要はありません。

肝心なのは、亡き母への想いを表現するということなのです。

ですから、そんな想いが表現できるのであれば、どのような花や色であっても問題ないのです。

ユリやトルコキキョウ、カスミ草などは、そんなお供え用の花束やアレンジメントに人気があります。

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