出生届に必要なことアレコレと注意すべきポイントとは?

長い間待ち望んだ赤ちゃんの誕生に歓喜の瞬間を迎えたのもつかの間、現実にはざまざまな事務手続きも必要になってきます。その中でも、役所に提出する出生届は赤ちゃんの誕生後に最初に求められる大切な手続きで、忘れるわけにはいきません。といっても、具体的な手続き内容のことになると、不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。そこで、このコラムでは、出生届の手続きについてのいくつかのポイントをご紹介していきたいと思います。

●出生届の手続きについて確認しておきましょう

 出生届とはそもそも何のための手続きか?
出生届がそもそも何のためにあるものなのかを意外に知らない方が多く、その重要性について認識が足りない場合があるので、ここでしっかりと覚えておいてくださいね。出生届とは、赤ちゃんを戸籍にきちんと登録する大変重要な手続きなのです。出生届を提出して受理されることで、初めて戸籍上子供が生まれたことが正式に認められ、父母の戸籍に記載されるようになります。

 出生届の用紙は?
出生届の用紙は、お住まいの自治体の役所窓口に現物がある他、ホームページからダウンロードして入手することができます。なお、産院によっては出生届の用紙を用意してくれていることもあります。

 出生届の提出先
出生届は、法律上「子供が生まれた場所」、「父母の本籍地」、「父または母の住所地」のいずれかの自治体の役所に提出します。

 出生届の提出期限は?
出生届は、法律上、生後14日以内に提出しなければなりません。なお、役所では、年中無休で24時間いつでも出生届を受理できる体制を整えているので、しっかりと忘れずに提出するようにしてください。

 その他の注意事項
・万が一ですが、出生届の期限までに赤ちゃんの名前が決まっていない場合は、空欄のまま出生届を提出することもできます。あとで名前が決まり次第、「追完届」を提出することになります。
・出生届が万が一提出期限に提出されない場合、期限後であっても受理されますので、なるべく早く提出するようにします。正当事由なく提出しない場合には、刑事罰に科せられることもあります。そのようなことにくれぐれもならないよう、また赤ちゃんのためにも出生届は、期限内に間違いなく提出するようにしましょう。

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