男の子の初節句と言えば、「五月人形」や「鯉のぼり」など雄大なイベントや風景を思い起こす日本の風物詩でもあります。具体的に気になるのは、そんな男の子の初節句におけるイベントの中身やしきたりなどについてですね。ここで、子供だけではなくて家族みんなにとって大切な行事である男の子の初節句でポイントなるアレコレについて、確認しておきましょう！
●端午の節句の行事とは
男の子のいるご家庭はぜひ押さえておきたい「端午の節句」の行事の中身についてその基本をみていきましょう。
鯉のぼりや五月人形を飾る
端午の節句といえば、まずこれですよね。鯉のぼりや鎧兜（よろいかぶと）の五月人形を飾ってお祝いをします。鯉のぼりや五月人形を飾るタイミングは、特に厳密に決まっているわけではありませんが、３月下旬の春のお彼岸ごろから４月下旬くらいまでの間で、大安などの縁起が良い日でかつ天気のよい日がふさわしいとされています。
ただし、最近の住環境や考え方の変化で、正式に鯉のぼりや五月人形を飾らない家庭も相当数に上ります。中には、ミニチュアなどのグッズで代用する場合もあります。地域による慣習の影響ももちろん大きいところです。
祝い膳について
初節句では、子供の成長を祝う節目として、親族を招いての小宴を催す場合もあります。これも地域により慣習の違いが出る部分ですが、一般的に、お祝いの食事として様々な縁起物が用意されます。例えば、「ちまき」、子孫繁栄の象徴である「柏餅」、真っ直ぐ元気に育つ「たけのこ」、「かつお」などです。出世魚などを用意することもあります。
記念撮影はどうする？
伝統的な行事の側面とはまた違った切り口で、家族や子供の大切な思い出を残しておくということも、また大切な部分ですね。そんな思い出を家族の歴史の１ページとして残しておくために、写真スタジオなどで家族の記念写真を撮ろうとする場合も多いです。この点は、最近はカメラなどの機材も相当に進化していますので自宅で撮影することも可能なのですが、専門の写真館などを利用することをオススメします。専門のスタッフさんは、子供の扱いにも慣れているので、きっといい写真が撮れますよ。