結構知らないことが多い?入学祝いでの表書き・のしの書き方ポイント

親戚や友人・知人のお子さんが、小中学校や高校大学などに入学するという場合には、入学祝いを贈るケースがありますね。入学祝いを実際にお贈りする場合には、気にしなければいけないいくつかのポイントやマナーが存在しますが、表書きやのしの書き方も、そんなポイントのひとつです。そこで、このコラムでは、入学祝いを贈る際に押さえておきたい表書きやのしのマナーについて、ご紹介していきたいと思います。

●入学祝いで使うのし袋の種類

お祝いで使うのし袋にもいろいろな種類がありますよね。文具店などに行くと、さまざまな種類があって、何の知識もないと戸惑ってしまう場合もあるくらいです。それでは、入学祝いの場合は、どのようなのし袋を使ったらいいのでしょうか?

 「多当折」型、「風呂敷折」型、「封筒型」型?
のし袋は、地域によってタイプが異なるということをまずは覚えておきましょう。関東地方においては、上下を折り返す「多当折」型が主流です。一方、関西地方では、風呂敷包みのように折る「風呂敷折」型が一般的とされています(正面にひだをつける「ひだ折」型もあり)。贈る金額が少額の場合は、地域を問わず、「封筒型」ののし袋を用いても構いません。
このように、地域によっても異なるのし袋です。贈り先のお相手によって、失礼のないようにしたいものです。

 水引は「蝶結び(花結び)」で決まり
水引の結び方には種類があり、結婚や快気祝いなど「何度も繰り返したくない」お祝いと出産祝いや新築祝いなど「何度あってもいい」お祝いによって、使い分けるようにします。この点、入学祝いは、何度あってもいいお祝いに分類されます。ですから、何度でも結び直せる結び方である「蝶結び(花結び)」を選びましょう。
水引きにも、しっかりとそれぞれの意味があるのですね。

●表書きはシンプルに

入学祝いののし袋に入れる表書きについては、入学祝いの場合は、それほど厳密な縛りはありません。通常は、「御入学祝」、「入学御祝」、「祝御入学」などとすればいいでしょう。シンプルですが、このような決まりを覚えておけば十分でしょう。

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