昇進・栄転祝いをいただいたらどうする?そのマナーを考える

長い長い職業人生の中で、昇進や栄転というライフイベントは、誰もが経験できるものではなく選ばれた人にしか訪れない、ある意味勲章のようなものです。そんな誇り高き昇進や栄転に際し、さまざまな方面からお祝いをいただくこともあるかもしれません。そんなお祝いには、お返しをする必要があるのでしょうか?そして、お祝いを贈っていただいた方々に対して、どのように感謝の気持ちを示せばいいでしょうか?今回は、意外に戸惑ってしまいがちなそんな昇進・栄転祝いをいただいた時に関するポイントを見ていきたいと思います。

昇進・栄転祝いのお返しは必要?

まずは基本的な結論ですが、昇進・栄転祝いをいただいた場合、基本的にお返しは不要で一般的にお礼の品物を用意する必要はないと言われています。ただし、いくらお返しは不要だといっても、もらいっぱなしで何もリアクションをしないことは、大変に失礼にあたります。そこで出てくるのが、お礼状です。新しいポジションについてからおおよそ1週間から2週間くらいの間に、そんなお礼状を用意したいものです。仕事では昇進や栄転するほどの実力の持ち主であるあなたが、わざわざお礼状を準備したのだとなれば、相手方に対して感謝の気持ちを示すのに、ひとまずは十分だと言えるのです。

「お返し」とは位置付けないプレゼントで感謝の気持ちを伝える

昇進・栄転祝いにお返しは不要なのですが、先ほど挙げたお礼状の他にちょっとしたプレゼントをプラスして用意すると、職場でのポイントもさらに上がることでしょう。ただし、あえて「お返し」と銘打たないほうがスマートというものです。
お祝いをいただいた相手が、職場のメンバー全体ということであれば、お菓子の差し入れなどもいいでしょう。また、お相手が個人の場合であれば、ご家族で食べられるような食料品のギフトなどが喜ばれますね。また、栄転の場合なら、赴任先の名物をチョイスするのもいいですね。贈るタイミングもお礼状と同じ新しいポジションについてからおおよそ1週間から2週間くらいの間がベストです。

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