意外と複雑?!就任祝に関するマナーと常識

友人や知人、お世話になっている先輩や上司の方が、組織の中で昇格し新たな役職に就任されるなどという場面に遭遇することも少なくはありませんね。特に、人事の異動が多いのが4月や10月などで、大きく人々を取り巻く環境も変わるタイミングになります。そんな時、新たな役職に就くことをお祝いするのが、「就任祝い」です。しかしこの就任祝い、単純におめでたいと言っていられるものではなく、周囲の人々との人間関係なども関係してくる少々複雑な面も持ち合わせているので、注意が必要になります。そこでここでは、就任祝いにまつわるマナーやポイントを確認していきたいと思います。

就任祝いに喜ばれる花とは

就任祝いに生花を贈るというのは、定番のお祝いの方法です。しかし、就任祝いといっても状況はさまざまなので、すべてが同じパターンで通用しないのが難しいところです。就任祝いに花を贈る際にまず念頭に置かなければならないことは、お祝いを贈るお相手のポジションや状況です。
お相手が社長や役員という高いポジションに就任されたような場合に定番なのが、胡蝶蘭をお贈りすることです。胡蝶蘭は見た目が華やかですし、「幸せが飛んでくる」という明るい花言葉もお祝いにぴったりなんです。さらに、手間もあまりかからずに、2か月くらいは長持ちしますので、人気が高い理由がわかります。
なお、社長に就任するにあたって、先代の社長が亡くなったという理由があるような場合には、花を贈るのは控えましょう。会社が喪中のような期間になっているためです。

お祝いするお相手が、昇進なさったり栄転して新天地に赴任される時には、大きな鉢植えの胡蝶蘭を送るのは控えた方がいいでしょう。胡蝶蘭は仰々しいと取られてしまうこともありますし、目立ちすぎてお相手に逆に肩身の狭い思いをさせてしまう可能性すらあるからです。他の部署内のメンバーやお相手の上司にあたる方の目もあることに配慮できるといいですね。

就任祝いのプレゼント

就任祝いのプレゼントを贈る場合は、お相手の趣味や好みにあったアイテムを選びたいですね。ビジネスに役立つ手帳や名刺入れなどもいいですが、状況を選ばないハンカチやブックカバーなども無難です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL